メインコンテンツへスキップ

スコリミア

Scolymia属

大きな1枚のポリプが特徴的な高級LPS珊瑚。虹色の発色がコレクターに人気。寿命は10年以上。成体サイズは5〜15cm。光合成・液体フード。

スコリミア (Scolymia)
© Jessica RosenkrantzCC BY-SA 4.0出典

名前・別名

  • 通称Scolymia
  • 通称スコリミア

解説

スコリミアは、カリブ海のムッサ科 Scolymia 属と、以前は同じ属とされたインド・西太平洋の Homophyllia australis(Lobophylliidae)をまとめて呼ぶ流通名で、どちらも単体のLPSサンゴです。単一の大きなポリプが直径5〜20cmに成長し、放射状に並ぶ頑丈な隔壁が発達した独特の構造を持ちます。蛍光グリーン・赤・オレンジ・紫・マルチカラーなど極めて多彩な色彩を示し、希少カラーモルフは高額コレクターズアイテムとなっています。飼育には弱〜中程度の照明(50〜150 PAR)が適しており、強光は白化を招きます。水流は弱めが基本で、直接流を避けてください。水温24〜27℃、KH 8〜10、Ca 400〜420ppmを維持します。週1〜2回の積極的な給餌(エビ・魚肉・ペレット)でポリプが充実し、色彩が際立ちます。成長は非常に緩やかですが、希少な色彩と圧倒的な存在感がコレクターを惹きつけてやみません。単体で置くだけでディスプレイの主役になれる品種です。

グレードの目安

この属で流通時に使われるグレード呼称。販売者ごとに基準は異なります。

標準
単色〜2色の個体。緑・赤・オレンジの単色個体が中心で、模様は淡いか無い。
セレクト
2〜3色で同心円や放射状の模様が明瞭に出る個体。標準より一段上の発色。
ウルトラ
3色以上で同心円やスプラッター模様が明瞭な個体。「ウルトラスコリ」として流通する。
マスター
4色以上で虹色に近い最上位個体。「マスタースコリ」と呼ばれ、Bleeding Apple や Warpaint 等の固有名個体もここに含まれる。

グレードは販売者の主観で付けられ、色数・模様・発色の強さで判断されます。写真の照明(ブルー球の比率)で印象が大きく変わるため、実物や自然光下の写真も確認してください。

飼育条件

タイプLPS(好日性大型ポリプ)
水温24〜27℃
比重1.023〜1.025
塩分濃度33〜35 ppt
KH(炭酸塩硬度)8〜12 dKH
Ca(カルシウム)400〜450 mg/L
Mg(マグネシウム)1280〜1350 mg/L
光量弱め
水流弱め
配置底面

管理のコツ

  • 光環境—弱〜中程度の光量
  • 水流—弱めの水流が適切
  • 給餌—大きな口で直接給餌が最も効果的
  • 注意点—レインボーカラーの個体は高額取引される

規制・保全情報

CITES(ワシントン条約):
附属書II
備考:
イシサンゴ目(Scolymia, Lobophylliidae/Mussidae)。CITES 附属書II。

参考・出典

この属の流通系統

この属に含まれる流通名・銘(Named Lineage)。名前から系統ページを見られます。

近縁・同じタイプのサンゴ

関連する飼育コラム

この種をお迎えする

サンゴ・海水魚のブリーダー・専門店直販マーケットプレイス「ブリちょく」で、生体を直接購入できます。

※外部サイト(ブリちょく)が新しいタブで開きます。