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トーチコーラル

Euphyllia glabrescens(Chamisso & Eysenhardt, 1821)種

揺れる長い触手が松明のように美しいLPSサンゴ。水流に揺れる姿は水景の主役。やや水質に敏感。寿命は適切な管理で10年以上。光合成+週2回の給餌推奨。

トーチコーラル (Euphyllia glabrescens)
© JosuevgCC BY-SA 3.0出典

蛍光発色の見え方

トーチコーラル 白色光下
白色光下
トーチコーラル ブルー光下(蛍光)
ブルー光下(蛍光)※AI再現イメージ

サンゴの蛍光タンパクはブルー/アクチニック光で励起されて発色します。白色光下とは見え方が大きく異なります。

名前・別名

  • 通称Torch Coral
  • 通称トーチコーラル
  • シノニムCaryophyllia angulosa
  • シノニムCaryophyllia glabrescens
  • シノニムCatalaphyllia okinawaensis
  • シノニムEuphyllia costulata
  • シノニムEuphyllia gaimardi

解説

トーチコーラル(Euphyllia glabrescens)はEuphylliidae科に属する大型ポリプのイシサンゴで、長い触手の先端がふっくらと膨らみ松明(たいまつ)のように揺れる姿から名付けられました。紅海からインド太平洋の広い範囲の礁に生息します。触手は緑・茶・ゴールド・パープルなど美しい色彩を持ち、先端のポリプ球は毒性の強い刺胞を有するため隣接サンゴを刺します。飼育には中程度の照明(150〜250 PAR)と弱〜中の間接水流が適しており、直接の強水流はポリプを縮ませます。水温・KHの急変に敏感なため安定した水質管理が重要です。給餌は週1〜2回ブラインシュリンプや小型の肉食餌料が有効です。

グレードの目安

この属で流通時に使われるグレード呼称。販売者ごとに基準は異なります。

標準
緑や茶の触手に先端が白〜黄の一般的な個体。
セレクト
触手や先端に金・ピンク・紫等の発色がある個体。流通名付きの系統はこちらに入ることが多い。

トーチはグレードより流通名(ドラゴンソウル等)と頭数で価格が決まります。

飼育条件

タイプLPS(好日性大型ポリプ)
水温24〜27℃
比重1.023〜1.025
塩分濃度33〜35 ppt
KH(炭酸塩硬度)8〜12 dKH
Ca(カルシウム)400〜450 mg/L
Mg(マグネシウム)1280〜1350 mg/L
光量中程度
水流中程度
配置中段

管理のコツ

  • 照明—中程度
  • 水流—弱〜中の間接的な水流
  • 水質—KH 7-11, Ca 420-450ppm, Mg 1300-1400ppm
  • 給餌—ミシスシュリンプ等の微小餌
  • 注意点—スイーパー触手が長い。他サンゴとの距離を確保

規制・保全情報

CITES(ワシントン条約):
附属書II
備考:
イシサンゴ目(Euphyllia glabrescens, Euphylliidae)=トーチコーラル。CITES 附属書II。

参考・出典

この属の流通系統

この属に含まれる流通名・銘(Named Lineage)。名前から系統ページを見られます。

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外部データベース