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ナガレハナサンゴ属

Heliofungia actiniformis(Quoy & Gaimard, 1833)

イソギンチャクのような長い触手を持つ単体のLPSサンゴ。クマノミが共生することもある。砂地に配置し、美しい長い触手がゆらめく姿が魅力。

ナガレハナサンゴ属 (Heliofungia actiniformis)
© Diego DelsoCC BY-SA 4.0出典

名前・別名

  • 通称Heliofungia (Long Tentacle Plate Coral)
  • 通称ナガレハナサンゴ属
  • シノニムFungia actiniformis
  • シノニムFungia actiniformis var. crassitentaculata
  • シノニムFungia actiniformis var. palawensis
  • シノニムFungia actiniformis var. salawattensis
  • シノニムFungia actiniformis var. singapurensis

解説

ヘリオフンギア(Heliofungia actiniformis、科: フンギア科)はインド太平洋の砂底・ラグーンに生息する単体性の自由生活性サンゴで、長い触手を広げた姿がイソギンチャクによく似ています。岩に固着せず砂底に横たわり、先端が色づいた長く太い触手を常時広げて揺らすため、英名でロングテンタクルプレートコーラルとも呼ばれます。緑・茶・ピンク・パープルなどの色彩を持ちます。飼育には中程度の照明と弱〜中程度の穏やかな水流が適し、砂底に直接置くことが重要です。デリケートで組織が傷つきやすく、輸送・取り扱いのストレスに弱いため、やや飼育難易度が高い種とされます。長い触手による刺激で近隣のサンゴを傷めることがあるため、十分な間隔を確保します。週1〜2回の給餌で健康と発色が維持されます。

飼育条件

タイプLPS(好日性大型ポリプ)
水温24〜27℃
比重1.023〜1.025
塩分濃度33〜35 ppt
KH(炭酸塩硬度)8〜12 dKH
Ca(カルシウム)400〜450 mg/L
Mg(マグネシウム)1280〜1350 mg/L
光量中程度
水流弱め
配置底面

管理のコツ

  • 照明中程度。砂地の底面で飼育
  • 水流弱〜中程度。触手が優しく揺れる程度
  • 給餌触手に刻んだ餌を乗せて給餌。週2〜3回
  • 注意点移動する性質あり。安定した砂地に配置

規制・保全情報

CITES(ワシントン条約):
附属書II
備考:
イシサンゴ目(Heliofungia actiniformis, Fungiidae)。CITES 附属書II。IUCN は近年再評価で変動(旧VU→2022.2 報告で LC)あり確定値は欠落。

参考・出典

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