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ナガレハナサンゴ

Euphyllia paradivisa(Veron, 1990)

トランペット状の触手を持つハードコーラル。名前は産卵時の見た目に由来します。水流の影響を受けやすく、配置に工夫が必要。初級~中級向けの扱いやすいサンゴです。

ナガレハナサンゴ (Euphyllia paradivisa)

名前・別名

  • 通称Frogspawn Coral
  • 通称ナガレハナサンゴ
  • シノニムEuphyllia paradivisa

解説

ナガレハナサンゴ(フロッグスポーン、Euphyllia paradivisa、科: ユーフィリア科)はインド太平洋の礁斜面に生息する大型ポリプ石灰化(LPS)サンゴです。先端が球状に膨らんだ触手が枝分かれした骨格から多数伸び、その姿がカエルの卵塊(フロッグスポーン)に似ることから名付けられました。緑・金・パープルなどの発色を持ち、水流に揺れる触手が非常に美しい種です。飼育は比較的容易で、弱〜中程度の照明と弱〜中程度の穏やかな水流が適します。強い直接水流は触手を傷め、強光は褪色を招くため避けます。長い掃目触手で近隣のサンゴを強く攻撃するため、十分な間隔を確保することが必須です。週1〜2回の給餌で発色と成長が促進されます。骨格を分割するフラギングで増殖でき、ハンマー・トーチと並ぶ人気のユーフィリア系品種です。

飼育条件

タイプLPS(好日性大型ポリプ)
水温24〜27℃
比重1.023〜1.025
塩分濃度33〜35 ppt
KH(炭酸塩硬度)8〜12 dKH
Ca(カルシウム)400〜450 mg/L
Mg(マグネシウム)1280〜1350 mg/L
光量中程度
水流中程度
配置中段

管理のコツ

  • 照明中程度のLED
  • 水流弱〜中。触手がなびく程度に調整
  • 水質KH 7-9, Ca 400-450ppm を安定維持
  • 注意点長いスイーパー触手で隣接サンゴを攻撃。広く間隔を空ける

規制・保全情報

CITES(ワシントン条約):
附属書II
備考:
イシサンゴ目(Euphyllia paradivisa, Euphylliidae)。CITES 附属書II。

参考・出典

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