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トゲサンゴ

Seriatopora hystrixDana, 1846

細い枝が密に分岐する繊細なSPSサンゴ。ピンク、グリーン、イエローなどカラーバリエーション豊富。アクロポラより飼育しやすいSPS入門種。

トゲサンゴ (Seriatopora hystrix)
© OceanamazonCC0出典

名前・別名

  • 通称Seriatopora (Bird's Nest Coral)
  • 通称トゲサンゴ
  • シノニムSeriatopora angulata
  • シノニムSeriatopora caliendrum var. subtilis

解説

トゲサンゴ(セリアトポラ、Seriatopora属、科: ポシロポラ科)はインド太平洋の浅礁域に広く分布する小型ポリプ石灰化(SPS)サンゴです。直径1〜3mmの非常に細い枝が密に分岐し、先端が尖った繊細な樹状コロニーを形成します。代表種にSeriatopora hystrixがあり、ピンク・クリーム・グリーンなどの色彩を持ちます。枝の細さから「バーズネスト(鳥の巣)コーラル」とも呼ばれます。飼育にはSPS向けの強照明と中〜強の乱流水流が適し、安定したカルシウム・アルカリニティの維持が求められます。アクロポラより飼育耐性があり、SPSの入門種として人気です。成長が速くフラギングが容易な反面、細い枝の内部にデトリタスが溜まりやすいため、適切な水流で清浄を保ちます。繊細な枝は破損しやすいため、取り扱いには注意が必要です。

飼育条件

タイプSPS(ミドリイシ等)
水温24〜27℃
比重1.023〜1.025
塩分濃度33〜35 ppt
KH(炭酸塩硬度)8〜11 dKH
Ca(カルシウム)420〜450 mg/L
Mg(マグネシウム)1300〜1400 mg/L
光量強め
水流強め
配置上段

管理のコツ

  • 照明中〜高光量のLED。150〜300PAR
  • 水流中〜強の間接水流。直撃は枝折れの原因
  • 水質Ca 400-450ppm, KH 7-10, Mg 1300-1400ppm
  • 注意点枝が細く折れやすい。設置後は動かさない

規制・保全情報

CITES(ワシントン条約):
附属書II
備考:
イシサンゴ目(Seriatopora hystrix, Pocilloporidae)=トゲサンゴ。CITES 附属書II。

参考・出典

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