ハナヤサイサンゴ
Pocillopora sp.Lamarck, 1816属
カリフラワー状に分岐するSPSサンゴ。ピンクや緑色が一般的。アクロポラより丈夫でSPS入門に最適。成長が早く見応えがある。

名前・別名
- 通称Pocillopora (Cauliflower Coral)
- 通称ハナヤサイサンゴ
解説
ハナヤサイサンゴ(ポシロポラ、Pocillopora属、科: ポシロポラ科)はインド太平洋・東太平洋の浅礁域に広く分布する小型ポリプのイシサンゴ(SPS)です。短く分岐した枝の表面にコブ状の隆起(ベルカ)が密に並ぶ独特の形態を持ち、ピンク・緑・茶・パープルなどの色彩を示します。代表種にPocillopora damicornisがあります。飼育には中〜強程度の照明と中〜強の乱流水流が適し、安定したカルシウム・アルカリニティの維持が求められます。アクロポラよりも飼育耐性が高く、SPS飼育の入門種として推奨されます。成長が速くフラギングが容易な反面、害虫が付くことがあるため、導入時のディッピングが推奨されます。丈夫で増えやすく、リーフタンクの骨格となる人気のSPS品種です。
飼育条件
| タイプ | SPS(ミドリイシ等) |
|---|---|
| 水温 | 24〜27℃ |
| 比重 | 1.023〜1.025 |
| 塩分濃度 | 33〜35 ppt |
| KH(炭酸塩硬度) | 8〜11 dKH |
| Ca(カルシウム) | 420〜450 mg/L |
| Mg(マグネシウム) | 1300〜1400 mg/L |
| 光量 | 強め |
| 水流 | 強め |
| 配置 | 上段 |
管理のコツ
- 照明—中〜高光量。200PAR以上推奨
- 水流—中〜強の乱流
- 水質—Ca 420-450ppm, KH 7-9。安定性重視
- 注意点—カニやエビが共生していることがある
規制・保全情報
- CITES(ワシントン条約):
- 附属書II
- 備考:
- イシサンゴ目(Pocillopora, Pocilloporidae)=ハナヤサイサンゴ。CITES 附属書II。
参考・出典
- AlgaeBarn: SPS/LPS care (PAR/flow)(careSpec)
- AlgaeBarn: Water Parameters 101(careSpec)
- DOC NZ / CITES-listed corals (Scleractinia spp. = App. II)(regulatory)
- Wikipedia(detail)
近縁・同じタイプのサンゴ
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