モンティポラ・セトサ
Montipora setosaNemenzo, 1976種
表面に毛状のポリプが密生する特徴的なモンティポラ。緑色が一般的で、毛足が長いため「ファジー」と呼ばれることも。SPS入門として人気。

名前・別名
- 通称Montipora Setosa
- 通称モンティポラ・セトサ
解説
モンティポラ・セトサ(Montipora setosa、科: アクロポラ科)はインド太平洋に分布する小型ポリプ石灰化(SPS)サンゴで、被覆状に広がる成長形態を持ちます。観賞魚業界では深みのある赤〜オレンジ系の発色を示す個体が「レッドモンティポラ」「サンセットモンティポラ」などの俗称で流通し、その鮮やかな色彩で人気があります。表面は微細なポリプと細かな毛状の質感を持ちます。飼育には中〜強程度の照明と中程度の乱流水流が適し、安定したカルシウム・アルカリニティ・マグネシウムの維持が求められます。被覆状に成長して岩を覆っていくため、十分なスペースを確保します。成長は比較的速く、フラギングが容易なため株分け繁殖に向きます。色揚げには適切な光量と栄養塩管理が重要で、SPS飼育に慣れた中級者以上に向く品種です。
飼育条件
| タイプ | SPS(ミドリイシ等) |
|---|---|
| 水温 | 24〜27℃ |
| 比重 | 1.023〜1.025 |
| 塩分濃度 | 33〜35 ppt |
| KH(炭酸塩硬度) | 8〜11 dKH |
| Ca(カルシウム) | 420〜450 mg/L |
| Mg(マグネシウム) | 1300〜1400 mg/L |
| 光量 | 強め |
| 水流 | 強め |
| 配置 | 上段 |
管理のコツ
- 照明—中〜高光量。150〜250PAR
- 水流—中程度の水流でポリプが揺れると美しい
- 水質—Ca 400-450ppm, KH 7-10。安定維持
- 注意点—被覆状〜エンクラスティング。岩の上に広がる
規制・保全情報
- CITES(ワシントン条約):
- 附属書II
- 備考:
- イシサンゴ目(Montipora setosa, Acroporidae)。CITES 附属書II。
参考・出典
- AlgaeBarn: SPS/LPS care (PAR/flow)(careSpec)
- AlgaeBarn: Water Parameters 101(careSpec)
- DOC NZ / CITES-listed corals (Scleractinia spp. = App. II)(regulatory)
- Wikipedia(detail)
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