タマイタダキイソギンチャク
Entacmaea quadricolor(Rüppell & Leuckart, 1828)種
触手の先が丸く膨らむ人気のイソギンチャク。クマノミの宿主として定番で、共生イソギンの中では比較的飼いやすい。

名前・別名
- 通称Bubble-Tip Anemone
- 通称タマイタダキイソギンチャク
解説
タマイタダキイソギンチャク(学名 Entacmaea quadricolor、英名バブルチップアネモネ/BTA)は、インド太平洋のサンゴ礁に広く分布するイソギンチャクで、触手の先端が丸く膨らんだ「玉」状になるのが名前の由来であり最大の特徴です。体色はローズレッド・グリーン・ブラウンなど多彩で、特に赤系の「ローズBTA」は人気が高いです。カクレクマノミをはじめハマクマノミ・クラーキイクマノミなど多くのクマノミの宿主となり、共生する姿が観察できることからマリンアクアリストに絶大な人気を誇ります。共生イソギンチャクの中では比較的丈夫で飼育しやすい部類ですが、触手の共生藻(褐虫藻)が光合成を行うため中〜強めの照明(目安150PAR以上)と、中程度のランダムな水流、清浄な水質が必要です。週1〜2回、小さく刻んだ魚肉やエビなどを与えると調子よく育ち、分裂して殖えることもあります。移動性があり、ウェーブポンプの吸い込み口に巻き込まれる事故が起きやすいのでガードを付けます。刺胞毒を持つため、他のサンゴと接触しない配置にします。
管理のコツ
- 照明—中〜強めの照明(共生藻に必要)。150PAR以上目安
- 水流—中程度のランダムな水流
- クマノミ—ナミ/ハマ/クラーキ等が共生。定番の宿主
- 給餌—週1〜2回、小さく刻んだ魚肉やエビを
- 注意点—ポンプ吸い込み事故に注意。清浄な水質必須
規制・保全情報
- 備考:
- 刺胞動物・イソギンチャク目(Actiniaria)。イシサンゴ目(Scleractinia)でないためCITES非掲載。特定外来生物にも非該当。刺胞毒あり、他サンゴとの接触に注意。
参考・出典
- DOC NZ / CITES-listed corals(Actiniaria 非掲載)(regulatory)
- CITES Appendices(regulatory)
- Wikipedia(detail)
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